“てんころ“を何気に調べるが、辞書にもネットにも出てこない。
よくよく調べてみると宮崎県の方言らしい
「天ころぼし」というと“天日干し“のことらしいのだが、藁を打つ木槌のことも天ころという???
まぁ、木槌を作ったということです。2代目になります。1代目も現役ですが、叩き過ぎて割れてきたことと、いくつかあった方が便利がいいということです。
今回は、握り手のところを八角系にしてみました。
材料は、ミズメ(水芽)です。皮をはぐと湿布の匂いが強烈にします。
この湿布の匂いがあまり評判が良くなく、「ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)というあまり好ましくない別名をつけられたようです。
一方でこの匂いが魔除けの効果があると考えられて、巫女が使う梓弓の材料となりました。そこからアズサ、アズサノキとも言われています。
最初、先輩からは「モウカザクラ」と木名を聞いていたのですが、いくら探しても出てこない。これも方言なんでしょうね。水芽桜という名前はあるようです。
桜の仲間ではないのですが、桜がついています。桜をつけたほうが人気があるかららしいです。
ちなみに1代目は、椿の木で作りました。
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